戦争にもいろんな事実があるよ。

年はいつもに増して戦争関連番組が多いなー、しかも浅い時間の放送が多いなーと思っていたら
戦後70年ということで周年なんですね。


ドキュメンタリーについて、
NHKだから信用するとかいう訳ではありませんが(クローズアップ現代の問題もあったしね)
とにかく民法の戦争関連番組はラテ欄のタイトルから胡散臭い^^;



例えば
「戦火に芽生えた恋!引き裂かれた恋人たちの過酷な運命!」

「地獄の戦場、私は生き残るためにここまでやった」

とか。


ある事実を多角度から見るために様々な証言を取るという感じではなくて
ドラマチックなタイトル決めてそれに見合った証言『だけ』を抜き取ってきて放送~、『いいドラマ出来たでしょ』的な雰囲気がプンプンして、過剰演出を疑う気持ちがが拭えんのです^^;

それに比べてNHK。
タイトルがあっさり。「太平洋戦争」とか。



戦争証言に限らず、素人さんへのインタビューってとっても難しいんじゃないかなーと思うんですよね。
例えば事件の証言だとか事故の目撃だとかした人へとかもそうですが
インタビューされる側も「いいこと」言いたい気持ちになって多少「盛っちゃうこと」もあるだろうから、しっかり確認しなきゃいけないし、

また、事実を一生懸命応えているのに、
発言者の「事実」ではなく、自分たち(番組制作者)の思いに合うようにインタビューを切り取り構成されて、
もしくは番組の趣旨演出に合うような応え方になるように誘導尋問されて
それを放送されて、インタビューされた側の意図する内容と変わってるといった、テレビ局側の問題もありますし。

飢餓をクローズアップしたいから、飢餓エピだけ採用!探してみると意外と食料になるものはあったみたいなのは却下。とか



「ある事実」があって、そこには色んな出来事があったはず。
証言が一個一個違ってたっていいんじゃないんですかね?


たとえば沖縄では、アメリカさんはある村の一般村民ごと収容所に入れて保護していたというのです、燃やしたり攻撃したりしないで。

けどこちとらよく見る映像や証言で
隠れている壕に向かって火炎放射器をゴーゴー燃やしていたりとか、
住民は兵隊さんと一緒に避難することになって避難先で壕に入れず彷徨っていたとか、いうイメージがあって

「沖縄の市民の方は『みんな』どっかんどっかん雨のように爆弾が落ちる中を右に左に逃げ惑うだけだったんだな」と想像しちゃうわけです。「よく生きておられたな」と
アメリカのパニック映画の様子みたいな中生き残った感じで想像するんですよね。

けど「村ごと保護していた事実もある」と知って、「え?!そうなの?」とビックリしました。

「沖縄戦」という事実があった。
火炎放射器も本当。雨のような砲弾も本当。崖から自決したっていうのも本当。4人に1人がお亡くなりになっているのも本当。

また「特攻隊という存在があった」という事実があった。
「ほぼ敵艦に辿り着けず無駄死に」も本当、「残された家族への思いやりの手紙」も本当。

・・・・けど、「事実」には「いろんな本当」があるんですよね。
「沖縄の村ごと保護していた」のも本当、「特攻の際「海軍バカヤロー」と叫んだのも」…本当?

「悲劇を煽る」偏った内容だけでなく、いろんな本当を教えてほしいなと思います。
戦中出征していて戦地のことが分かる年齢のたちはもう90歳以上でしょ。学徒?の方だって87歳とかそれ以上でしょ。
残念ながら戦争の闇部分を知っていた組織幹部の方がたは(戦時中30歳以降)黙って逝ってしまってますが、生の証言をとれるのはもう時間がありませんよー。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック