滑舌頑張れ若い俳優さん。

あなた、緊迫した場面、大声で早口で切羽詰った感じで「○○させてくださいっ!!」って言えますか?

このところの若手俳優さんもどきは、みーんな

○○さてくださいっ!!

って言うんです。口が廻らないんで言えないんです。

たぶん、「ちょ、まてよ」でおなじみK氏以来、ダラダラしゃべりがカッコイイみないな風潮になり、
そのまま若者に浸透して、ダラダラっぷりが進化して今も引き続いているんだと思うんですが
普段から楽に口を動かして何年も口先で話していると、ほんとうの発音発声が出来ないみたいなんです。
素人なりに思うに喉や口の筋肉の使い方が違うからだと思うんですけど。


アイドル、モデル、特撮系、あらゆる分野の方が演技の世界に入ってきていますが、
所属事務所で、演技や発声発音について勉強させているのでしょうか?



俳優気取りの前に、まず発声発音しっかりしろーっ!!

ドラマ全然見なくなったのですが、原因はこのストレスが大きいです。
ストーリーが面白そうでちょっと見ても、セリフがガッカリで耐えられなくなってきます。
演技下手とかは気にならないのに。
結構中堅扱いされている俳優さんでも滑舌アウトな方がいますよね。
ほんとイライラする

演技演技いう前に基礎作れっ!!(激怒)

上から目線ですみませんけど、素人でさえこう思うってことです。


テレ東版「永遠の0」、たまたま見かけたシーンで感動しました。
主人公の姉の恋人の新聞記者と元特攻隊員で現在大企業会長(社長?)の武田との口論シーン。


武田役は山本圭さん、御年75歳です。
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激昂して早口、大声で怒鳴りつつ、一言一言とっても明瞭。
超長台詞を言うだけで精いっぱい、身体の演技がおろそかになるでもなく大企業社長の風格あり。
すっごくすっごく怒っていると分かるのに、とっても分かりやすい台詞。

すごーいっ!
すごいです。
こうでなくちゃ!


youtubeにそのシーンだけあったかもしれません。


俳優座養成所から俳優座に入団。お兄さんは山本學さん。圭さんともども、ドラマでも時々見かけますよね。
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父は建築家、叔父には山本薩夫監督、日章丸船長(「海賊とよばれた男」に詳しく載ってます)というなんだかすごいおうちの方。

おそらく山本さんが特別っていうわけでなく、ちゃんと勉強した方はこうなんだと思います。

若い人でもきっとキラッとした存在のかたがいるんだろうから、滑舌発音ほんと勉強して直してほしいなー

若い人でハッキリ話す人って…、バラエティよく見ていた時に推し出し中だった平成ノブシコブシの吉村さん、
いいなーと思っていたんですが、吉村さん、滑舌いいですよね、声も大きいししっかりしてるし。
ドラマ見なくなって久しいですが、今、若い人ではっきり腹から声出して滑舌綺麗な人いるのかな?


下記は永遠の0の場面です。(小説版ですが)


武田 「新聞記者だと_。貴様は正義の味方のつもりか。私はあの戦争を引き起こしたのは、新聞社だと思っている。日露戦争が終わって、ポーツマス講和条約が開かれたが、講和条約をめぐって、多くの新聞社が怒りを表明した。こんな条件が呑めるかと、紙面に向かって議論を張った。国民の多くは新聞社に煽られ、全国各地で反政府暴動が起こった。日比谷公会堂が焼き討ちされ、講和条約を結んだ小村寿太郎の自宅も焼き討ちされた。反戦を主張したのは徳富蘇峰の国民新聞くらいだった。その国民新聞もまた焼き討ちされた」

武田 「私はこの一連の事件こそ日本の分水嶺だと思っている。この事件以降、国民の多くは戦争賛美へと進んでいった。そして起こったのが五・一五事件だ。侵略路線を収縮し、軍縮に向かいつつある時の政府首脳を、軍部の青年将校たちが殺したのだ。話せばわかる、という首相を問答無用と撃ち殺したのだ。これが軍事クーデターでなくて何だ。ところが多くの新聞社は彼らを英雄と称え、彼らの減刑を主張した。新聞社に煽られて、減刑嘆願運動は国民運動となり、裁判所に百万を超える嘆願書が寄せられた。その世論に引きずられるように、首謀者たちには非常に軽い刑が下された。この異常な減刑が後の二・二六事件を引き起こしたと言われている。現代においてもまだ二・二六事件の首謀者たちは『心情において美しく、国を思う心に篤い憂国の士』と捉えられている向きがある。いかに当時の世論の影響が強かったかだ。これ以後、軍部の突出に刃向かえる者はいなくなった。政治家もジャーナリストもすべてがだ。しかし軍部をこのような化け物にしたのは、新聞社であり、それに煽られた国民だったのだ」

高山 「たしかに戦前においてはジャーナリストの失敗もあります。しかし戦後はそうではありません。狂った愛国心は是正されました」

武田 「戦後多くの新聞が、国民に愛国心を捨てさせるような論陣を張った。まるで国を愛することは罪であるかのように。一見、戦前と逆のことを行っているように見えるが、自らを正義と信じ、愚かな国民に教えてやろうという姿勢は、まったく同じだ。その結果はどうだ。今日、この国ほど、自らの国を軽蔑し、近隣諸国におもねる売国奴的な政治家や文化人を生み出した国はない」

武田 「君の政治思想は問わない。しかし、下らぬイデオロギーの視点から特攻隊を論じることはやめてもらおう。死を決意し、我が身なき後の家族と国を思い、残る者の心を思いやって書いた特攻隊員たちの遺書の行間も読みとれない男をジャーナリストとは呼べない」

高山 「いかに表面を糊塗しようと、特攻隊員たつの多くはテロリストです」

武田 「貴様のような男たちを口舌の徒というのだ。帰ってくれたまえ」

高山 「わかりました。失礼します」



ブラボーッ!

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